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<<   作成日時 : 2017/05/17 01:08   >>

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何か文章が書きたくなって、それならとりあえず小説の紹介文でも書こうかと思って、昔読んだ小説で印象に残ったものを思い浮かべた。
驚いた。
スローターハウスって映画化していたんだ・・・。



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カートヴォネガットの小説スローターハウス。


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ヴォネガットジュニアだったのに父親が亡くなったらジュニアはとれて普通のヴォネガットに昇格するらしい。
なんとも西洋の感覚ってよくわからないですね。
自分の息子に◯◯Jrと名付ける父親のセンスがいまいちよくわからない。
自意識過剰な父親ほどそういう傾向があるのかと思ってしまいますが、これもまた西洋の文化を詳しく理解しないことには断定すべきことではないかもしれない。

スローターハウス。
おそらくこの記事を読んでる方は殆ど知らないでしょうね。
いいえ、ネットで検索して飛んでくる方しかこの記事を読まないでしょうから、そういった一般論はこのケースには当てはまらない。そう思います。
自分で問題を提起して自分で解決するスタイル。ドストエフスキーみたいに本音は誰が言ってるのかわからない談話方式って最高。

印象に残った小説と前述してましたが、詳しい内容はほとんど覚えておりません。
読んだことのある方なら理解できるでしょうが、この小説はそういった話ではないと考えてます。
作者が語った概念、それこそが重要でありそれがすべてだったと思う。

最初に読んだ時の衝撃は計り知れませんでした。
同時期に、ヘルマンヘッセのシッダルタを読んでいたのですが、まったく同じ価値観をヴォネガットもこの作品で明らかにしている。
それは「時間」というものの概念について。

未来 過去 現在 を同時にみるという感覚。

ヘッセは作品でこの価値観こそが一番大事と伝え、仏教における悉有一切仏性のあり方を独自の解釈で読者に伝えた。
東洋哲学に造詣の深いヘッセがこの境地にたどり着くのは理解できるのですが、どうしてヴォネガットがここにたどり着くことができたのだろう。
もしかしたらこの作品はヴォネガットのヘッセへのオマージュだったのではないかと私は勝手に思ってます。

アメリカ人が良く使うたとえに、「ヘルマンヘッセの小説を理解するのと同じくらい難しい」というたとえを使って難解さを表現するものがある。
だからこそ、ヴォネガットがシッダールタのオマージュをやる意義はあったと思うんだよね。

無宗教を標榜していたヴォネガットだからオマージュする際に宗教性がスポイルされてしまってるので、多くの読者がシッダールタのオマージュだと気づかなかったのではないか。
だってアメリカ人だし。
作品としては、ヘッセのシッダールタよりヴォネガットのスローターハウスのほうが見せ方がおしゃれ。
ヘッセ作品の中でもシッダールタは文学という枠で考えると遊びが無いんだよね。本当にそれだけが残念。
ある種の使命感を持ってあの作品を書いていたのなら、宗教の開祖の話を書くわけですし確信を持てる部分しか書けなかったというのは確かなんだろうけども。

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