ニーアオートマタ クリアしました。

CとDとEのエンディングを見た。
細かいバッドエンドはようつべで鑑賞。良い時代になったものだとしみじみ思う。こんなシュールなエンディングをみるために苦労する気に到底なれない。



ニーア オートマタ ゲーム オブ ザ ヨルハ エディション - PS4
スクウェア・エニックス
2019-02-21

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プレイして良かった。クリアしてよかった。購入して良かったと心から思えた。
前作のレプリカントと比較してもそう思うほどのクオリティ。
シナリオは前作のほうが良かったけど今作のほうが映像が綺麗ですし、キャラクターデザインもアクション部分は比較にならないほど今作のほうが優秀。
前回も言ったけどキャラクターデザインに関してはゲーム史上1番と思うほどセンスがある。吉田明彦を特別好きだったわけでもないし今回の作品で好きになったわけでもないけどはっきりそう断言できる。あくまで主観の感想だけど。

オートマタを題材にしたのが良かった。
AIの進化に伴い現代のエンタメでこういった題材が頻発しているがヨコオさんならではのひねくれた視点でこういった題材を扱ったのは新鮮だった。
ヨコオ作品の特徴の一つにプレイヤーへの裏切りという要素がある。
作者に予定調和を好まない傾向があるので、プレイする前にある程度の覚悟を持って挑んだわけですが、あらかじめ予測していたにも関わらず「喪失系」の裏切りが続いてきつかった。
殴られるとわかっていても実際に殴られたら痛みを回避することが不可能なように心がいたくなった。
ネタバレになるので詳しくは割愛しますが「キボウ」を「ゼツボウ」に変えたイベントはユーザーの予想を超える絶望が待っていて本当につらかった。
ああ、つらい。どうしてこんなにつらいと思うのか。刷り込みのように機械生命体に人間の苦悩を喋らせプレイヤーに刷り込ませてきた効果がここに出ているのだろう。

人間にとっての感情はどんな感情でも意義があるという。
岡本太郎は自らの個展で絵画を鑑賞していた人の「きもちわるい」という意見をきいて「それで良いんだ!」と喜んだという。
受け取り手に何らかの変化をもたらすことができればそれを芸術と定義しても構わないという。
「ニクイ」「コロシテヤル」「イタイ!ヤメテ!」「ニイチャン!ドウシテシンジャッタノ!」「サミシイ」「コワイ」
機械生命体の心の叫びがユーザーに刷り込まれていくのは不快な体験だった。
前作の人類滅亡に加担させられる不快な体験といい、悪趣味なことをさせますよね本当。
目隠しした女性の頭の上においなりさんをのせて「これなーんだ?」クイズをさせるゲーム作家というのが私のヨコオ評。